3月13日(水)14時より 於 鵠沼公民館
以下は、本日の部員の代表句です
※部員代表句
中天の陽光追ひて揚雲雀 大崎洋一
山城のはるかに上を揚雲雀 岡部健二
実朝のゆかりの磴や桜東風邪 奥田眞二
歌声の雲雀はやはりシューベルト 小澤喜久子
竹垣の繕い終はり黄水仙 河相光子
鶯の拙く鳴くや子は妻に 佐藤月子
まさを空和布刈舟ゆく波の花 酒井一彦
古寺の裏に原っぱ雲雀鳴く 塩川孝治
揚雲雀黒牛牧に放たれて 津田祥子
雨上がり萩の芽立ちの目にとまる 栃沢峯子
近道と聞き蝋梅の香を行けり 萩原ふみを
姿見えず声だけ聞こえ雲雀かな 馬場英人
ばさばさと草叢揺らし雲雀立つ 深谷むじゅん
黄昏に天高くして舞う雲雀 水戸まさし
水色の空水色の犬ふぐり 宮田公子
※次回4月句会は、
4月10日(水) 兼題は「蠅生まる」です。
部会長 津田祥子