黄色の花が群がり咲く「ミモザの花」を兼題とし、各自 7句を出句し 7句を互選しました。指導の本井英先生
(S 50 文•博了)からは 37句の選句があり、選ばれた句につきそれぞれ講評を頂きました。
出席者 10名、出句者 12名。
★ 本井先生の出句
花ミモザ黄といふ色のあふれたる
芝庭にたつた一本ミモザ咲く
嫁が来て嫁が植ゑたるミモザ咲く
海風がただよつてゐるミモザかな
花ミモザビール工場のレストラン
ママとものクッキーの会花ミモザ
イクメンを見守つてゐるモミザかな
★ 部員の代表作 (50音順)
雛の客とてなき二人住まひかな 奥田眞二
花びらの積み重なりて落椿 大崎洋一
潮風にゆつさゆつさと花みもざ 河相光子
しつけ糸外す小紋や春の雷 佐藤月子
苧環 (おだまき)や小刻みな揺れ繰り返し 酒井一彦
軽四に四ツ葉マークや花ミモザ 津田祥子
山並みの丸みを撫でて鳥帰る 萩原ふみを
白き歯がビツシリ並ぶ桜鯛 馬場英人
弥生とは弥生(いやおい)のこと日の眩し 深谷むじゅん
風少し日も少しなる梅日和 宮田公子
初孫の嫁ぐ日近しシクラメン 望月明子
たわたわと枝細そけれどミモザ咲く 山下ひろ子
★ 今後の予定
4 月 10 日(水) 13 : 00 〜 鵠沼公民館、 句会, 兼題 「蝶」
5 月 8 日(水) 10 : 00 片瀬江ノ島駅 集合、吟行(希望者)
13 : 00 〜 鵠沼公民館、 句会