実施日: 4月22日(土)
行程: 鎌倉駅→佐助稲荷神社→銭洗弁天→源氏山公園→寿福寺→鶴岡八幡宮→大蔵幕府趾→永福寺跡→
鎌倉駅(8.5km)
参加者(敬称略):
大野、上領、上領(家族)、小玉、古藤、酒井 進、酒井直美、坂井、長島、槇、槇(家族)、
三善、山口、朝日、新井、新井(家族)計16名
再開された2回目のウオーキング部会は、あいにくの曇り空のもと、鎌倉駅から出発し、源頼朝にまつわる歴史の足跡を巡るウオーキングとなりました。
今回は塾員であり、藤沢三田会ウオーキングの部会員で、鎌倉観光ガイド協会員の大野哲男氏がガイドをして下さり、より歴史見識を深めることができ、参加した部会員達は大野氏の説明を感慨深く聞き入りました。
最初に訪れたのは、「かくれ里の稲荷」と名乗る翁が頼朝の夢枕に立ち、平氏討伐のための挙兵を促し、それにより、平家討伐後、頼朝が畠山重忠に命じて、社殿を造らせたという佐助稲荷神社でした。ここでは、社殿に向かってずらりと並んだ朱色の鳥居は圧巻であり、さらに小さな狐に目を奪われ、パワースポットの神社の雰囲気を満喫しました。
次に訪れたのは、知名度の高い銭洗弁天で、湧き出ている霊水でお金を洗っている人々で賑わっていました。
その後、約2mの源頼朝像が建っている源氏山公園から、源頼朝が没した翌年の1200年(正治2年)妻政子が栄西を招いて開山、創建した寿福寺へと足を運びました。寿福寺の総門から中門までの参道は高い木々に囲まれ、非常に美しく、参道の敷石は鎌倉随一の美しい意匠であると認識しました。
そして、鶴岡八幡宮に向かい、本宮に向かう大石段の下で、大野氏から源実朝、北条義時の歴史的史実の説明を受け、タイムスリップした気分に浸りました。さらに、平氏との富士川の合戦の後、鶴岡八幡宮の東側にある源頼朝が建立した大蔵幕府跡を訪れ、最後の永福寺跡に足を運びました。永福寺は、鎌倉時代初期に頼朝が中尊寺の二階大堂大長寿寺院を模して建立した寺院で、応永12年(1405年)の火災の後、廃絶し、今は伽藍配置や苑池などから当時の様子を知ることができました。
大野氏の観光ガイドによって、源頼朝そして北条政子の墓、法華堂跡、東御門跡を訪れることができ、歴史的史実を知り、有意義な鎌倉史跡巡りができました。最後に、部員達はガイドされた大野氏に謝意を述べ、解散となりました。
次回は、5月20日(土)神武寺から鷹取山です。集合時間は東逗子駅9:40です。マスク着用については個人の判断に任せますが、マスクの携帯をお願いいたします。前回に引き続き、昼食の用意は必要ありません。多数のご参加をお待ちしております。
ウオーキング部会
朝日、新井