2023年秋の見学会 「東京消防庁本所防災館と東京証券取引所」
実施日: 10月10日(火)
見学場所: 東京消防庁本所防災館、 東京証券取引所
行程: 藤沢駅南口 → 東京消防庁本所防災館 → 食事処日本橋「奈美路や」 →
東京証券取引所 → 藤沢駅北口
参加者: 39名
コロナ禍後、再開された二度目の秋の見学会は雨も上がり、藤沢駅南口から一路「東京消防庁本所防災館」に向かいました。
三連休後の心配された道路渋滞は予想を上回り、防災館への到着は予定時刻ギリギリとなってしまいました。防災館では風水害、都市型水害、地震、火災(煙)の防災体験に臨みました。
まず、風水害防災体験では用意されたレインコート、そして長靴に履き替え、台風並みの風雨に出会った時、風雨の強さが身体にどのように及ぼすかを体感しました。吹き付ける風雨に中腰、前かがみ、そしてバーに掴まり、なんとか踏ん張ることができました。
次に都市型水害が起き、私達が車に取り残された場合、水深が10cm、20cm、30cmの時、車のドアを開けることができるかを身をもって体験しました。女性は水深10cmの時、ドアを開けるのは大変で、参加した男性は水深20cmにトライしましたが不可能でした。この結果、車内から脱出するためドアのガラスを割るためのハンマーを装備するよう係員の方から説明され、その必要性を痛感しました。そして建物のドアは、水深10cmの時、男女共開けることは可能でしたが、水深20cmでは男性でも開けることは大変でした。
三番目の防災体験は地震体験でした。最大深度7の地震に遭遇した際、どれだけの揺れを感じるかを経験しました。地震が起きた時、手で頭を抱え身体を丸め防御するよう係員の方から説明され、深度7の地震の揺れに身体が浮き上がらないよう、どうにかとどまりました。そして、関東大震災、阪神淡路大震災の同じ震度でも縦揺れ、横揺れでは体に及ぼす力は異なると実感しました。
最後は火災から生じる煙から身体をどう守るかを体験しました。煙に巻かれた際、煙は上に上るため低い姿勢にし煙を吸わないよう壁伝いに歩き非常口のサインを探し、逃げる体験をしました。
そして、タコ足配線から火災が発生する映像を見て、その怖さを知りました。
貴重な防災体験後、日本橋にある食事処「奈美路や」で江戸料理を堪能し、二番目の見学場所である兜町の「東京証券取引所」に向かいました。
東京証券取引所では、まずアニメ映画を通し資産運用の大切さを認識しました。
次に株の取引きが人の手のサインで行われた場立ちの場所であった東証アローズに向かい、多数の人々の株取引きの場立ちから、株価の不審な値動きを監視する人が一人だけいるコンピュータでの株の売買の様子を目の当たりにしました。そして、株の取引きが無人化され合理化されたとはいえ、無機質さを覚えました。
今回の秋の見学会において、防災館では日頃の防災意識を高めることができ、証券取引所では株の取引きが人の手からコンピュータに委ねられた時代の流れを感じ取り、有意義な一日を過ごすことができました。
次回も個人では、なかなか訪れない見学場所を模索し、見学部会員同士のコミュニケーションを高める場となることを願って努めてまいります。
多くの方々の参加をお待ちしております。
見学部会 新井 実 酒井 進 酒井直美 幹事一同
実施日: 10月10日(火)
見学場所: 東京消防庁本所防災館、 東京証券取引所
行程: 藤沢駅南口 → 東京消防庁本所防災館 → 食事処日本橋「奈美路や」 →
東京証券取引所 → 藤沢駅北口
参加者: 39名
コロナ禍後、再開された二度目の秋の見学会は雨も上がり、藤沢駅南口から一路「東京消防庁本所防災館」に向かいました。
三連休後の心配された道路渋滞は予想を上回り、防災館への到着は予定時刻ギリギリとなってしまいました。防災館では風水害、都市型水害、地震、火災(煙)の防災体験に臨みました。
まず、風水害防災体験では用意されたレインコート、そして長靴に履き替え、台風並みの風雨に出会った時、風雨の強さが身体にどのように及ぼすかを体感しました。吹き付ける風雨に中腰、前かがみ、そしてバーに掴まり、なんとか踏ん張ることができました。
次に都市型水害が起き、私達が車に取り残された場合、水深が10cm、20cm、30cmの時、車のドアを開けることができるかを身をもって体験しました。女性は水深10cmの時、ドアを開けるのは大変で、参加した男性は水深20cmにトライしましたが不可能でした。この結果、車内から脱出するためドアのガラスを割るためのハンマーを装備するよう係員の方から説明され、その必要性を痛感しました。そして建物のドアは、水深10cmの時、男女共開けることは可能でしたが、水深20cmでは男性でも開けることは大変でした。
三番目の防災体験は地震体験でした。最大深度7の地震に遭遇した際、どれだけの揺れを感じるかを経験しました。地震が起きた時、手で頭を抱え身体を丸め防御するよう係員の方から説明され、深度7の地震の揺れに身体が浮き上がらないよう、どうにかとどまりました。そして、関東大震災、阪神淡路大震災の同じ震度でも縦揺れ、横揺れでは体に及ぼす力は異なると実感しました。
最後は火災から生じる煙から身体をどう守るかを体験しました。煙に巻かれた際、煙は上に上るため低い姿勢にし煙を吸わないよう壁伝いに歩き非常口のサインを探し、逃げる体験をしました。
そして、タコ足配線から火災が発生する映像を見て、その怖さを知りました。
貴重な防災体験後、日本橋にある食事処「奈美路や」で江戸料理を堪能し、二番目の見学場所である兜町の「東京証券取引所」に向かいました。
東京証券取引所では、まずアニメ映画を通し資産運用の大切さを認識しました。
次に株の取引きが人の手のサインで行われた場立ちの場所であった東証アローズに向かい、多数の人々の株取引きの場立ちから、株価の不審な値動きを監視する人が一人だけいるコンピュータでの株の売買の様子を目の当たりにしました。そして、株の取引きが無人化され合理化されたとはいえ、無機質さを覚えました。
今回の秋の見学会において、防災館では日頃の防災意識を高めることができ、証券取引所では株の取引きが人の手からコンピュータに委ねられた時代の流れを感じ取り、有意義な一日を過ごすことができました。
次回も個人では、なかなか訪れない見学場所を模索し、見学部会員同士のコミュニケーションを高める場となることを願って努めてまいります。
多くの方々の参加をお待ちしております。
見学部会 新井 実 酒井 進 酒井直美 幹事一同