私は常任理事になりまして、2期目でございまして、担当する分野は、塾員、三田会、体
育会、施設管財、地域連携でございます。私自身は、40年近く前に藤沢の引地川の近く
の鵠沼に数年間住んでおりました。子供が小さかったこともあり、海へ行って遊んだり楽
しい思いをしました。数年間と短い期間でありましたが、今でも藤沢は大好きです。
さて、1月10日に義塾では福澤先生の誕生記念会が行われました。その時に塾長が年頭
の挨拶をされ、その挨拶をご紹介することで挨拶に変えたいと思います。
塾長の一番大きなお話としては、文部科学省が行うスーパーグローバル大学創生支援事業
の採用でございます。教育、研究、医療の点ではグローバルな視点で行われることが求め
られており、審査の結果、国立大が11校と慶早2校の計13大学が採択されました。
文科省としましては、世界ランキング100位以内に入りたい、義塾も100位以内も入
りたいと思っておりますが、現在少し遠いところにおりますが、頑張れば入れると思って
おります。今、東大が23位、京都大学が59位で国内で100位以内に入っているのは
2校しかありません。そこに13校が入ろうということになっております。各校さまざま
な計画を立てておりますが、慶應義塾は福澤先生の創った大学でありますので、まず福澤
精神を中心にやっていこうと、内容も実学を通じて地球社会の望む可能性を探るというこ
とでございます。進めるにあたりましては、特にお互いに勉強しあう、半学・半教が、
我々にとって大変重要でありまして、それに独立と自由と平等の精神をもってやっていき
たいということです。
国内の経済環境は、デフレから脱却できるかというところでありますが、義塾の財政にも
大幅な改善がみられております。収支では、黒字となりその黒字額で毎年の資本投資の半
分程を賄える財政状態になってきました。義塾の資本投資は100億円程位ですが、これ
も義塾社中の皆様のご支援のおかげと思っております。
次に、理工学部とSFC、慶應病院の三つのプロジェクトが進行しておりましたが、理
工学部は無事終了いたしました。SFCも順調に未来創造塾創設事業が進んでおります。
今後もご協力頂ければと思
います。慶應病院は古くなった病棟を建て直すことでございますが、2020年に東京オ
リンピックが開かれますので、何とかその前に竣工したいと思っております。オリンピッ
クのメイン会場は隣の国立競技場でありますので、いろいろご協力ができるのではないか
と考えております。もちろんJOC会長は塾員の竹田さんでありますので何とかご協力し
たいと思っています。
それから一貫教育校関連の事業がございます。
塾高は70周年を向かえますし、ニューヨーク学院も25周年を向かえます。普通部も新
校舎ができました。また、塾高は、久々にラグビーで花園に行くことができました。良く
頑張ってくれたと思います。
私は、体育会の担当もしておりますが、各種目の慶早戦ですが、今日は稲門会の方もい
らしてますが、義塾としてはよく頑張っていると思います。義塾は推薦制、いわゆる「ス
ポーツセレクション」がない、全員が素人から始める体育会でございますが、結構良い成
績を出しておりまして、早慶レガッタは3連覇しましたし、野球の春の早慶戦も優勝する
ことができましたが、ある意味120%の力を出して良く頑張っていると思います。
それから塾員担当でございますので、一言申し上げますと、塾員の数は現在35万人で
ございます。そのうち住所判明者は約30万人です。非常に高い住所判明率でございます。
慶應義塾では、卒業25年の方を卒業式にお呼びしております。40代の働き盛りで大変
お忙しいですけれども、今年は対象者の10%に当たる570名の塾員に参加して頂きま
した。入学式には卒業50年の方をお呼びしておりますけれども、今年は対象者の50%、
約2,000人が来場しました。
卒業51年以上の招待会には、対象者の20%に当たる4,200名が来場しました。
母校の義塾に対して寄せられる塾員のお気持ちをこの上なくありがたく存じております。
それでは皆様のご支援に御礼申し上げるとともに、益々のご活躍とご健勝を祈念しまし
てご挨拶に代えさせて頂きます。
育会、施設管財、地域連携でございます。私自身は、40年近く前に藤沢の引地川の近く
の鵠沼に数年間住んでおりました。子供が小さかったこともあり、海へ行って遊んだり楽
しい思いをしました。数年間と短い期間でありましたが、今でも藤沢は大好きです。
さて、1月10日に義塾では福澤先生の誕生記念会が行われました。その時に塾長が年頭
の挨拶をされ、その挨拶をご紹介することで挨拶に変えたいと思います。
塾長の一番大きなお話としては、文部科学省が行うスーパーグローバル大学創生支援事業
の採用でございます。教育、研究、医療の点ではグローバルな視点で行われることが求め
られており、審査の結果、国立大が11校と慶早2校の計13大学が採択されました。
文科省としましては、世界ランキング100位以内に入りたい、義塾も100位以内も入
りたいと思っておりますが、現在少し遠いところにおりますが、頑張れば入れると思って
おります。今、東大が23位、京都大学が59位で国内で100位以内に入っているのは
2校しかありません。そこに13校が入ろうということになっております。各校さまざま
な計画を立てておりますが、慶應義塾は福澤先生の創った大学でありますので、まず福澤
精神を中心にやっていこうと、内容も実学を通じて地球社会の望む可能性を探るというこ
とでございます。進めるにあたりましては、特にお互いに勉強しあう、半学・半教が、
我々にとって大変重要でありまして、それに独立と自由と平等の精神をもってやっていき
たいということです。
国内の経済環境は、デフレから脱却できるかというところでありますが、義塾の財政にも
大幅な改善がみられております。収支では、黒字となりその黒字額で毎年の資本投資の半
分程を賄える財政状態になってきました。義塾の資本投資は100億円程位ですが、これ
も義塾社中の皆様のご支援のおかげと思っております。
次に、理工学部とSFC、慶應病院の三つのプロジェクトが進行しておりましたが、理
工学部は無事終了いたしました。SFCも順調に未来創造塾創設事業が進んでおります。
今後もご協力頂ければと思
います。慶應病院は古くなった病棟を建て直すことでございますが、2020年に東京オ
リンピックが開かれますので、何とかその前に竣工したいと思っております。オリンピッ
クのメイン会場は隣の国立競技場でありますので、いろいろご協力ができるのではないか
と考えております。もちろんJOC会長は塾員の竹田さんでありますので何とかご協力し
たいと思っています。
それから一貫教育校関連の事業がございます。
塾高は70周年を向かえますし、ニューヨーク学院も25周年を向かえます。普通部も新
校舎ができました。また、塾高は、久々にラグビーで花園に行くことができました。良く
頑張ってくれたと思います。
私は、体育会の担当もしておりますが、各種目の慶早戦ですが、今日は稲門会の方もい
らしてますが、義塾としてはよく頑張っていると思います。義塾は推薦制、いわゆる「ス
ポーツセレクション」がない、全員が素人から始める体育会でございますが、結構良い成
績を出しておりまして、早慶レガッタは3連覇しましたし、野球の春の早慶戦も優勝する
ことができましたが、ある意味120%の力を出して良く頑張っていると思います。
それから塾員担当でございますので、一言申し上げますと、塾員の数は現在35万人で
ございます。そのうち住所判明者は約30万人です。非常に高い住所判明率でございます。
慶應義塾では、卒業25年の方を卒業式にお呼びしております。40代の働き盛りで大変
お忙しいですけれども、今年は対象者の10%に当たる570名の塾員に参加して頂きま
した。入学式には卒業50年の方をお呼びしておりますけれども、今年は対象者の50%、
約2,000人が来場しました。
卒業51年以上の招待会には、対象者の20%に当たる4,200名が来場しました。
母校の義塾に対して寄せられる塾員のお気持ちをこの上なくありがたく存じております。
それでは皆様のご支援に御礼申し上げるとともに、益々のご活躍とご健勝を祈念しまし
てご挨拶に代えさせて頂きます。