開きました。
本井英先生(S50 文•博了)と共に部員が集合。各々7句を出句しました。
清記•回覧の後、部員は 7句、本井先生は 41句を選句しました。先生から
は選句された句、それぞれにつき作者の気持ちを丁寧に講評されました。
出句、出席とも15名でした。
枝川のことさら鯊のよく掛る
鯊の顎とらへし赤く小さき鉤
鯊釣るやエピキュリアンを愧づるなく
鎌倉のすつからかんの神無月
竿先に鯊の重さといふものを
冬晴や隣の町へ俳句会
天心にぽつちり閏十三夜
★ 部員の代表作(50音順) 落葉松の雨色変わり冬来たる 遠く深く彩る桜紅葉かな 茶花咲く足柄山や風もなく 杖を持つ仲間の増へて紅葉狩り 一寸の苦瓜これで仕舞なり 潮騒や日溜り占むる石蕗の花 仲見世の新海苔売りの声高し 空気旨しビルの屋上冬立つ日 白鷺城昔の色に秋の風 この先は山眠りをり足を止む 誘はれて二つ返事や野菊晴 黙々と老爺一人の松手入れ 浮雲の程好い位置の月今宵 鶏頭の大きくかしぐ時雨哉 ぬるま湯にゆつくり浸かる秋の宿 | 宇野京子 大崎洋一 河相光子 上坂秀治 佐藤月子 津田祥子 長澤すすむ 萩原ふみを 馬場英人 深谷むじゅん 宮田公子 望月明子 山下ひろ子 吉水淑浩 脇坂恵三 |