5月8日(水)午後1時〜4時 於 鵠沼公民館 第一学習室
※本井 英先生のご出句
卯の花の残んの白に風湿る
卯の花に訪ねてくれし従兄弟の子
卯の花や久々に小綬鶏も啼き
卯の花の空からからに乾きたる
卯の花に葉山は住んでみたき町
卯の花の残んの一花いとほしく
卯の花にかくれて屋敷祠かな
※部員の代表句
島浦の崖一面に諸葛菜 大崎 洋一
農園の卯の花垣の咲いて夜 岡部 健二
緑陰の谷奥に見舞ふ兄許 奥田 真二
宝珠寺や同行二人春隣 河相 光子
校長は修道女なり松の花 佐藤 月子
卯の花や祓ふがごとく揺れにけり 酒井 一彦
仰ぎ見る雲の白さよ夏近し 塩川 孝治
青空の風をとらえて鯉幟 田村 耕一郎
江ノ島へ橋の袂の花とべら 津田 祥子
卯の花の細き枝先花びっしり 栃沢 峰子
葉桜やすがり来る子の冷たき手 萩原 ふみを
小手毬の花の散り様雪のごと 馬場 英人
卯の花をそっと摘まんで一輪挿し 水戸 まさし
卯の花の雨の江の島傘連ね 宮田 公子
※6月の俳句会は
6月12日(水) 午後1時〜 鵠沼公民館 第二談話室にて。 兼題 未定
部会長 津田祥子