山装う古都、鎌倉の森は万華鏡のような美しさで目を楽しませ、湘南の海は真青な空を映して輝く晩秋の一日、藤沢三田会グルメ部会は第25回目となる宴席を“かいひん荘鎌倉”にて開催いたしました。鎌倉唯一の割烹旅館ですが、宿泊客のチエックアウト後、チエックイン前の時間は三田会の貸切り宴席です。
真夏の江ノ電・由比ヶ浜駅は海水浴客がどっと降りて浜辺へ向かう人の流れで賑わいますが、静寂を取り戻したかいわいは、秋の日差しをうけて日常の営みが穏やかに流れます。
真夏の江ノ電・由比ヶ浜駅は海水浴客がどっと降りて浜辺へ向かう人の流れで賑わいますが、静寂を取り戻したかいわいは、秋の日差しをうけて日常の営みが穏やかに流れます。
かいひん荘鎌倉のとんがり屋根が特徴の洋館は鎌倉市重要景観建築物の指定を受けています。大正13年、富士製紙社長の別邸として建築。昭和27年、旅館として開業、増改築をして今日に至っています。日本古来の美しい建物と心のこもったおもてなしを愛して二十世紀最大のピアニストと称されたスヴロトスラフ・リヒテルは日本公演の折は定宿とし、ピアノ持ちこんだそうです。 | |
素晴しいお天気に誘われるように37人の会員は早めにご参集・・ロビーや応接間では再会を喜び合い、近況を話し合い、早くも賑やかな会話が弾みました。
宴席は純和風の庭園に面した和室。結婚式も行われる大広間です。
幹事による開会のあいさつの後、料理長の中村 博男さんから本日のお料理の説明をしていただきました。懐石料理の献立には難しい表現がありますが、ひとつひとつ丁寧にお話いただきました。 乾杯の労は上坂 秀治様(昭和34年経済)にとっていただきました。今日の宴席を楽しみにしていらして「目で楽しみ 頭で考え 舌で味わう」という表現をユーモアたっぷりにお話なさり会場を沸かせてくださいました。これを機に会場は一気に盛り上がり、“乾杯”のご発声をいただきました。 | |
寛ぐ会員たち1
本日のメニュー
先付(左) 二見豆腐 胡桃豆腐 雲丹豆腐
前菜(右) 車海老糀漬け 鱈子菊煮 鯛松前寿司 むかご真薯 南京カステラ
前菜(右) 車海老糀漬け 鱈子菊煮 鯛松前寿司 むかご真薯 南京カステラ
寛ぐ会員たち2
嬉しい事に皆様からは異口同音にお料理の美味しさに感嘆のお言葉を寄せていただきました。またお料理にあわせて趣向を凝らした器に美しく盛りつけられた旬の食材は“目で楽しみ 頭で考え 舌で味わう”三拍子そろった献立です。これに加えて上坂様のご挨拶にあった“かおり”も高く、四拍子が揃いました。
始めてご参加いただいた会員にご挨拶を頂きました。
始めてご参加いただいた会員にご挨拶を頂きました。
鈴木 啓之様(昭和41年工学部) 昨年、藤沢三田会にご入会、間もなく同期の会にお仲間入りなさってすぐに会員と親しくなり、またその場でグルメ部会のお誘いも受け、初参加したとご挨拶。主催なさるテニスの会を早めにきりあげてご参加くださいました。初めてにも拘らず周りの方々と話が弾み、旧知の間柄の印象を持たれたとの事。古典に学ぶ部会にも入っておられ、三田会を満喫のご様子でした。 | 榊原 櫻様 (昭和44年法学部) 現役時代より長い間、藤沢三田会に入会していらしたのですが、イヴェントに参加する機会はなかった榊原さん。同期の会のお仲間の一言でこの先、ずっと仕事を続けることだけではなく、更に豊かな日々を・・と今春の藤沢三田会70周年記念式典にご参加。そこでグルメ部会のお誘いを受け、初のご参加でした。鈴木さんと同じく古典に学ぶ部会にもご入部です。 |
かいひん荘鎌倉での時間は和やかなうちにもゆったりと流れ、当初の予定をはるかに超えました。最後は恒例の全員集合写真です。37名の皆様は撮影者の求めに応じて何度も笑顔を見せてくださり、賑やかな雰囲気の中で約3時間に及ぶ宴席は終わりました。お帰りの江ノ電は藤沢行きも鎌倉行きも周辺の観光客ですし詰め状態でした、お疲れ様でした。
グルメ部会ご入会ご希望の方は メールフォームからアクセスできます。 入会をお待ち申し上げます。 開催 :2017年11月25日(土) 会費 :9,000円(乾杯飲み物・税・サ込) 参加者 37名 グルメ部会 部会長 冨永千鶴子 世話役 浅海 理恵 |