行程:
京急北品川→法禅寺→聖蹟公園→荏原神社→東海寺→清光院→品川寺→鮫洲公園→かいじゅ運河→浜川砲台→京急立会川 (約6.5㎞)
参加者:敬称略
甘利夫妻、池田、上領夫妻、久野(初参加、昭59工)、古藤(初参加 平18文)、小林、河相、酒井夫妻、竹内、奈良(特別参加)、長谷川(麻)、日根野、三善、茂木、安村、山本(清)、朝日、新井x2:計22名
京急北品川駅から出発し、まず最初に、高杉晋作、伊藤博文など幕末の志士たちが密議した大妓桜であった地、土蔵相模跡へ足を向けました。その後、藤沢市の街道松(クロマツ)が植樹された兄弟松、法然上人が開基し、芝増上寺の末寺であった、法然寺(品川小学校発祥の地)へ。ここでは、多くの地蔵を見ることができました。
さらに品川宿の本陣があった聖跡公園、赤色の鎮守橋が目を引き、立派な表鳥居を構え、南品川の鎮守である荏原神社へと向い、参拝しました。
参拝後、徳川家光が禅僧、沢庵を迎えて開いた東海寺へ。この寺の梵鐘は見ごたえがあり、歴史の重みを感じました。
その後、臨済宗大徳寺派の清光院へ。ここの庭園と石庭は風情があり、趣のある日本庭園でした。
また、清光院では中津藩主奥平家と高槻藩主永井家の立派な墓所を見ることができました。さらに、品川区最古の寺で、ジュネーブ市との友好な洋行の鐘と樹齢600年の大イチョウで有名な品川寺(ほんせんじ)へ。そして、鮫洲公園で昼食をとり、休憩しました。
その後、開基は北条時頼で、鮫の腹から出た観音を安置している海晏寺へ。この境内にある岩倉具視の墓所は、非公開で見ることができず、残念でした。 海晏寺から、土手の菜の花が満開であった、かいじゅ運河へ。何艘もの船が停泊しており、潮風が心地よく、感じられました。
運河から、ペリー来航後、土佐藩が築造した浜川砲台跡へ。そして、江戸時代の罪人が鈴が森処刑場に向かう途中、家族との別れを惜しんだ浜川橋(涙橋)で、品川宿散策ウオーキングを終えました。
今回の旧東海道の品川宿の社寺巡りは、品川宿の歴史を知る有意義なウオーキングとなりました。
皆様、お疲れ様でした。
次回、4月2日(予定)は、外濠公園から千鳥が淵への花見です。
追って、案内をお送りします。参加をお待ちしております。