実施日:2024年4月25日(木)
行程: 辻堂駅→宝珠寺→天王社→諏訪神社→辻堂海浜公園→湘南海岸公園→
イルキャンティビーチェ(9km)
参加者(敬称略):
石川 河相(光)小玉 小林 杉山 髙木 長島 蓮村 宮田 山口 亘理 亘理(家族) 新井(家族)
新井 朝日(計15名)
今回の4月度ウオーキングは、快晴の中、東海道線辻堂駅からスタートしました。
まず最初に訪れたのは、辻堂にある宝珠寺です。この寺院の創建は平安時代後期で高野山真言宗の寺院です。
宝珠寺の寺院に踏み入れると目に付くのは、山門の左手にある六体の地蔵尊で私達を穏やかに向かい入れてくれるような和みを感じとりました。
さらに緑青の美しい屋根を持つ本堂の正面には5段ほどの階段があり、この階段のすぐ横に藤沢市の市指定文化財に指定されている1mほどの庚申供養塔がありました。
宝珠寺で一番興味を引かれたのは、本堂の左前にあった等身大の弘法大師修行像でした。弘法大師の周りには「四国八十八か所御砂場霊場」と書かれた石柱を正面に、30体ほどの石の柱が取り囲んでいました。この30体ほどの石の柱を巡ると四国八十八か所巡りとなると言われ、その思いで皆、一巡しました。
ここから、さらに、向かい合った天王社に足を進めました。天王社は宝珠寺の傘下にありましたが、明治六年(1873年)に神仏分離政策によって分かれました。車道から入る天王社の参道は海岸のような砂地になっており、その先の広場も海岸にある松の木が茂っており、その中に鳥居があり祠、拝殿がなく、いくつかの石碑があるだけで一風変わった神社でした。
その後、1159年に創建され、辻堂の総鎮守として親しまれてきた諏訪神社に向かいました。この境内には藤沢市指定文化財として、「辻堂諏訪神社人形山車4基」と書かれた説明書きが立てられており、4基の山車は周辺の4つの町内に保存されているとのことです。さらに拝殿脇には根本近くから折れた木の幹があり、樹齢500年と推定される欅の神木で、裸の幹はとても圧巻でした。
神社仏閣巡りの後、一路湘南の海沿いにひろびろと広がる20haの公園の辻堂海浜公園へ。この公園は2haの芝生広場を中心に交通ルールが学べる交通公園、交通展示館、ジャンボプール、サッカー、ラグビー等が利用できる多目的グラウンドなどがあり、また、花の庭などが楽しめる広大な公園でした。
海浜公園から湘南海岸を爽やかな風に後押しされながら、心地良いウオーキングができました。
そして、談笑しながら、イルキャンティビーチェで昼食を摂り、4月度のウオーキングを終えました。
今回は、ウオーキングを通して、近郊の神社仏閣巡りの歴史散策ができ、また天候に恵まれた海岸沿いの快適なウオーキングとなり、日常の生活からリフレッシュできた有意義な部会となりました。
次回は5月21日(火)「飯山観音・七沢森林公園」です。
皆様の参加をお待ちしております。
ウオーキング部会
朝日、新井