1月11日(水)、今年最初の定例句会を鵠沼公民館で開催いたしました。
先生を含め、総勢12名の会員が集まり、3名の欠席投句を含め、合計105句をもとに句会を楽しみました。
兼題は、新年に相応しく、「お年玉」で兼題の句を1句以上投句しました。
以下、本井英先生、並びに部員の提出句です。
※本井先生の出句
お年玉袋とびかひ座敷うち
お年玉袋兎の跳ねあへる
いつの頃よりか姉にもお年玉
お年玉賜はる列に大人しく
お年玉袋手書きのお札入れ
病院の孫に託(ことづ)けお年玉
準備万端お年玉袋まで
※部員からの提出句(あいうえお順)
白雲のじっと動かず初詣 大崎洋一
年玉を介護士さんと受付に 岡部健二
年玉や楽しき必要経費にて 奥田眞二
筆を持つ父の姿やお年玉 小澤喜久子
葉牡丹を啄(ついば)む鵯(ひよ)や寒の入り 河相光子
お年玉貯める子使う子寄付する子 酒井一彦
下職へ酒一合とお年玉 塩川孝治
ここだけに日の差し込みて寒椿 田村耕一郎
ウエットスーツ大中小や松飾 津田祥子
穏やかな風弱き日の初句会 栃澤峰子
手に受けし少女の笑みやお年玉 萩原ふみを
お年玉孫と一緒に娘にも 馬場英人
年玉やゲームソフトに早変り 水戸将史
松過ぎのあたたかければ海を見に 宮田公子
(以上、14句(欠席投句を含む))
※今後の予定
日時:令和5年2月8日(水)13:00~
場所:鵠沼公民館 第3談話室
兼題:「いぬふぐり」
連絡先、部会長:津田祥子、世話役:酒井一彦
(今回写真の添付はありません。)