10月4日 13時より16時
鵠沼公民館 第2談話室にて
兼題 小鳥
※本井英先生 ご出句
影躍るロールカーテン小鳥来る
芝刈機の音のほがらか小鳥来る
色鳥やサーフボードに長が短か
小鳥来る浜辺間近の別荘地
一帯に東屋ありき小鳥来る
鵠沼は松多き町小鳥来る
病む人に看取れる人に小鳥来る
※部員の10月の代表句
萩咲きぬ放物線を積み重ね 大崎洋一
火恋し老いてふ未知の世に処して 奥田眞二
椋鳥の群れし大樹の今は無く 小澤喜久子
八幡宮若木銀杏に小鳥来る 岡部健二
月の途苫屋の窓へまっしぐら 河相光子
古民家の畳を這へる穴まどひ 酒井一彦
小鳥鳴く何か伝へてゐるやうに 塩川孝治
カザルスの鳥の歌聞く秋の朝 田村耕一郎
戸隠の老杉の空小鳥来る 津田祥子
コスモスが駅名一字隠しをり 萩原ふみを
柿の実に小鳥来ている幸せよ 馬場英人
コーヒーの香るテラスや小鳥来る 深谷夢潤
小鳥来る老人ホーム午後三時 宮田公子
帰り途夕暮れ染まる小鳥かな 水戸まさし
※次回の句会
11月8日(水) 13時より
鵠沼公民館 第一学習室
兼題 酉の市