指導の本井先生(S50文・博)からもメールによるご評価をいただきました。
参加部員13名
*本井先生の出句
文武てふ言葉ありけり実朝忌
その後の敷島のみち実朝忌
あくがれは日の入る彼方実朝忌
鎌倉に七切り通し実朝忌
うなばらの奥にうなばら実朝忌
あゆむほどに日のまぶしさよ浅き春
紅梅や咲けばにはかに紅うすれ
*部員の代表作(50音順)
水面静か番の鴨の滑りゆく 大崎洋一
鎌倉は悲しき歴史実朝忌 岡部健二
伊豆の山遥けく望む実朝忌 奥田眞二
実朝忌鳩はしずかに餌をつつき 河相光子
朝定に百円足して寒卵 佐藤月子
雪残る梅枝の雫春を待つ 酒井一彦
大銀杏倒れ十年や実朝忌 塩川孝治
和賀江島に今日も寄す波実朝忌 津田祥子
低き枝に触れないように梅見かな 栃澤峰子
囀や習ひ初めのピアノ曲 萩原ふみを
隣り合うやぐらの母子実朝忌 馬場英人
鍬振るう農夫のせなに山笑ふ 深谷むじゅん
大寒の厨に甘きあずきの香 宮田公子
*今後の予定
2022 年 3 月 9 日(水)13 : 00 〜17 :00 鵠沼公民館
兼題 : 蜷(にな)