部員の中から郵便とメールによる通信句会をしましょうという意見があり、5月に通信句会という初めての試みを実施しました。
部員は俳句の短冊を世話役の酒井一彦氏のもとに郵送し、同氏がそれらをまとめて指導を受けている本井英先生(S50文・博了)へ送り、選句をして頂きました。 世話役から選句の結果を参加者へ伝えました。
参加者 12名。
★ 部員の代表作 (50音順)
ひととせの早きを嘆じ新茶汲む 奥田 眞二
校門の脇に眞白き花辛夷 大崎洋一
若芝のツンツンと刺す足の裏 河相光子
手に残る十薬の香や本を繰る 佐藤月子
桜貝見つけた声や富士霞む 酒井一彦
瀬の音の今日は滑らか蓬摘む 津田祥子
四つ目垣に白山吹の似合ふかな 栃澤峰子
橋ひとつ渡りて花の人となる 萩原ふみを
老鶯に背中押されて島へ橋 馬場英人
コロナ禍の通り人なく初夏の空 深谷むじゅん
餌台にすずめ来てをり昭和の日 宮田公子
夕間暮並木のあわき八重桜 山下ひろ子
★ 今後の予定
6 月も通信句会を行います。
6 月 3日(水)<第 1 水曜日>までに、 当季<夏>の 7句を短冊に清書の上、
世話役の酒井一彦氏宅へ郵送してください。
酒井一彦氏の住所:〒 241-0025 横浜市旭区四季美台 84 - 154