午後、鵠沼公民館に集合、句会を開き、各自、7句を出句、7句を選句しました。
ご指導の本井英先生(S50文・博)からは 27の選句があり、丁寧な講評がありました。
参加部員 13名
*本井先生の出句
浮寝鳥風裏ながら揺れやまず
冬涛や書き割りのごと立ち上がり
いつの間に島の頭上や鰯雲
草枯の一軒分や島の路次
風になぶられて枸杞咲き島の冬
島のどこにも野良猫と石蕗の花
爆ぜあげて大きく窪み冬の涛
*部員の代表作(50音順)
開いた口塞らぬまま石榴の実 大崎洋一
よせ墓の先に荒海石蕗の花 岡部健二
「かはいくなりたい」絵馬にやさしや神渡 奥田眞二
奥津宮へ一休みして草紅葉 河相光子
荒波の窟の宮の神の留守 佐藤月子
願かけてひねもす磯の根釣りかな 酒井一彦
旨いもの食らうて秋を惜しみけり 塩川孝治
鯖雲のゆく海の空島の空 津田祥子
島参道賑はひ戻り冬日和 栃澤峰子
両肩に雲寄せゐたり冬の富士 萩原ふみを
甘き湯気女夫饅頭冬日和 馬場英人
眼からくる疲れこらえる秋日差し 深谷むじゅん
この島のこの頃が好き石蕗日和 宮田公子
*今後の予定
12月8日(水)
忘年昼食会 11:30 〜 於 鵠沼海岸 NORI et NOJI
部会 13:00 〜 鵠沼公民館 第一学習室 兼題 “鱈(たら)” を含め 7句